2010年11月16日火曜日

漢字かなカナ混じり文

「私は今日AM8時ハンドマイクで演説しました」―アルファベットだけの英語やハングルだけの韓国語と比べ、漢字とかなを混ぜて表記できる日本語は視覚的にとても読みやすいと思います。カタカナ、アルファベット、数字も入るとなおさらです。妻が最近山崎豊子の『華麗なる一族』をものすごいスピードで読んでいました。
速読は漢字かな混じり文のおかげといいます。「そんなに速く読んだら味わいがないだろう」と思うのですが、「ストーリーさえわかればいい」とか。しかし私も議会質問の準備で膨大な資料を読み込むときは、やはり漢字かな混じり文に助けられます。そして「漢字かなカナ混じり文」の宝庫は選挙のビラです。「税金のムダづかいをチェック」とか「『議員とカネ』の問題でも違いクッキリ」とか。「イカゴロの集魚実験に予算」というのも。きわめつけはやっぱり「とことんガンバル団塊世代」でしょうか。(『コーヒータイム』 2007.4.1号)
追記 「とことんガンバル団塊世代」は前道議の前川一夫さんのキャッチフレーズでした。落選したのがなんとも残念です。

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