2015年11月30日月曜日

ブログを書くことについて

私は子どもの頃から、引っ込み思案でした。引っ込み思案であっても、自分というものを知ってほしいという欲求はあります。多かれ少なかれ他の人もそうだと思います。どういう場でも自分の意見や思いをしっかり言う人、日常のおしゃべりの中で語る人、しゃべらなくとも態度で示す人、小説や詩や短歌、俳句など文学的な人、音楽や美術など芸術的な人、さまざまだと思います。

私が「引っ込み思案だ」というと、笑って「そんなことないでしょ」と返されたりすることもありますが、この年になるとちょっと図々しくなりますし、しかも職業柄、話をしないわけにもいかなくて、話ができるよう努力はしてきました。

そんな私にとって、一番の自己表現は書くことです。ブログは日記ですから、基本的に自分の記録ですが、ちょっとのぞいてくれて、「ははあ、そんな考えもあるのか」なんて思ってくれるくれると、十分満足できます。

約1年間、体調をくずして休んでいたとき、体験したこと、読んだ本のこと、「へえぇー」と思ったこと、たくさんありました。最近、ブログを再開して、タイトルだけの下書きがものすごい数になって、一気に吐き出そうと、11月は平均1投稿で30投稿となりました。

国産ストーブ第1号は函館で製造 そしてストーブの思い出

「北の事始め 発祥の地あれこれ 8ストーブ」「国産第1号函館で製造」という記事が北海道新聞夕刊(11月21日付)に載っていました。一部抜粋します。
国産ストーブの第1号は、約160年前に函館(明治初期までは箱館)でつくられました。住宅が今ほど整備されていなかった時代には、寒さ対策は命に関わる切実な問題だったのです。
現在、函館では市民有志が、初の国産ストーブが使われたとされる11月25日を「ストーブの日」と決め、1988年に復元しました。毎年、市内の箱館高田屋嘉兵衛資料館(酒井賢佑館長)で「火入れ」のセレモニーを行っています。
私には忘れられないストーブの思い出がいくつかあります。

川と川の名前を知りたい理由

最近、川の名前の由来を書いた看板の写真をフェイスブックに載せていると、妻から「そんなことをして何がおもしろいの?」と変人扱いされています。

しかしあえて言いたい。「北海道のことを知ろうと思ったらまず川から始めよ」と。

函館市の亀田地区の公共施設統合について一言あり その1

いま函館市では、市の亀田地区の5つの公共施設を廃止、ひとまとめの統合施設にするという計画の素案が出されています。さらに亀田支所の窓口をも押し込むということのようです。

ひとまとめにする5つの施設は、亀田福祉センター、亀田青少年会館、亀田公民館、美原老人センター、美原児童館です。

2015年11月29日日曜日

2015年わが家の10大ニュース

2015年も残すところあと1か月とちょっと。わが家の10大ニュースを選んでみました。

2015年11月28日土曜日

函館(箱館)のことをマルクスは知っていたか?

マルクスの『資本論』には、江戸時代の日本の様子について、「日本は、我々の全ての歴史書よりもはるかに忠実なヨーロッパの中世像を示している」という記述があるそうです。江戸時代の日本のことをどうしってマルクスは知っていたのか。

2015年11月26日木曜日

のび太のママの気持ちがよくわかる

「のび太、宿題やったの?!」-ドラえもんに出てくるのび太のママのセリフです。最近のび太のママの気持ちがよくわかるんですよね。

2015年11月23日月曜日

スペイン語で「V」の発音は「バ・ビ・ブ・ベ・ボ」か「ヴァ・ヴィ・ヴ・ヴェ・ヴォ」か

日本語では「バ・ビ・ブ・ベ・ボ」と「ヴァ・ヴィ・ヴ・ヴェ・ヴォ」を区別しないので、外国語の勉強をするとき苦労します。

韓国語の有声音化と函館弁は似てる

函館の人の中には、「ハコダテ」のことを「ハゴダデ」と濁音で発音する人がいる。

2015年11月21日土曜日

「ツタヤ図書館」問題と函館の蔦屋書店、その関係は?

雑誌「経済」(新日本出版社)2015年12月号の巻頭言「リアル図書館戦争」という文章にこんなことが書かれていた。
・・・・・・。しかし現実は甘くない。図書館員の多くは非正規で、その人々がぎりぎりのところで図書館を支えている。図書館の総経費は、ピーク時(1999年)から25%も削られた。民間委託の流れは、レンタル大手のツタヤによる図書館運営にまで至る。

国立大学授業料が93万円になる?バカも休み休み言え!

孫のひまりは「お花屋さんになりたい」から「科学者になりたい」とたいそうな夢を抱いています。

2015年11月20日金曜日

函館市恵山郷土資料館が廃止になる?

「恵山郷土博物館廃止へ」の記事

写真は北海道新聞10月29日付函館のページに掲載された「恵山郷土博物館廃止へ」の記事です。
「函館市は恵山地区の続縄文時代の土器などを展示する函館市恵山郷土博物館(柏野町)を本年度末で廃止する。施設の老朽化が進んでいるため。収蔵物の一部は廃止後、えさん小で展示する」という内容です。

新聞配達はステキだ 『ア・ルース・ボーイ』を読んだとき思った

おはようございます。今日の函館はくもり、ときどきポツリポツリです。本降りになる前にと思い、「しんぶん赤旗」日曜版を自転車で配達しました。

2015年11月18日水曜日

ニシン街道を北上してみた

自分のルーツを調べていたら、父方の祖父母はどちらもニシンを追って北海道にきたのではないかと思うようになりました。それでこの夏から時間をみつけて北海道の日本海側のまちを訪ねました。

どこのまちにも写真のような「にしん街道」という標柱と説明板がありました。説明文はまちごとに違い、わがまちを控えめに自慢している説明文、思いっきり自慢している説明文など読んでいて面白くなります。

駒ヶ岳の景色にオモテとウラはあるのか?

フェイスブックのお友達が「大沼からみた駒ヶ岳の写真をアップして「私は中学生まではてっきり森町から(見た駒ヶ岳)の方が正面だと思い・・・、函館に嫁になってから、大沼から(見た駒ヶ岳の方が)正面だと聞かされました」と書いていました。


私はこれを読んで世の中では、駒ヶ岳の正面の景色はどれかということが会話の対象になっていることがわかりました。

2015年11月17日火曜日

ハングル検定3級必勝法の実践開始しました

先日のブログで、「誇り高きハングル検定3級必勝法」を自分宛てに書きましたが、今日から実践開始です。

今日は、6つの必勝課題の最初、「1.気にいったK-POPの曲を聴いて学習する、ドラマの主題歌や挿入歌など気にいった曲を聴きとり、カタカナでノートに書く。そして辞書を引きながらハングルに置き換え、自分なりの和訳をする。最後に歌詞カードをみて「なるほど」と思う」に「秋の童話」の主題歌「祈り」で挑戦しました。

2015年11月14日土曜日

誇り高きハングル検定3級必勝法を考えました

先日受検したハングル検定がさんざんだったこと書きましたが、心機一転、来年6月に向けて、「たのしみながらハングル検定に合格する」という根拠のない必勝法を考えました。

50代おじさんのプライドとして、受検参考書は使わない、過去問はやらないという、これまた根拠のないプライド(大学受験のようなこと、やってられるかという)を持って誇り高くやっていきます。

失敗は成功のもと ハングル検定3級を受けて

11月8日札幌の北海道大学でハングル検定3級を受検しました。6月4級にまぐれ合格したので調子に乗りすぎていました。3級は手も足も出ず白旗状態でした。

2015年11月7日土曜日

「アッサラームアライクム」 アラビア語のあいさつの意味

イスラム社会(アラビア語)では、「こんにちは」を「アッサラーム・アライクム」といいます。
どういう意味かといいますと、「あなたの上に平和を」ということです。
英語で言えば「ピース・アポン・ユウ」(peace upon you)という意味です。それがあいさつです。

このアラビア語のあいさつの説明は、私が所属している日本共産党の志位和夫委員長の著作に書いていることです。本の名前は『綱領教室 第3巻』(新日本出版社)です。日本共産党の野党外交、異なる文明間の対話の説明のくだりです。もう少し見てみましょう。

「カメ時々ウサギ一時恐竜」っていうのはどうだろう?

私は時々、自分はどういうタイプか、恐竜型か、ウサギ型か、はたまたカメ型か、ぼんやりと考えることがある。

平山廉著『カメのきた道』(NHKブックス)を読んでのこと。「はじめに」を紹介。
今から2億3000万年前、陸上の動物たちは過酷な生存競争を生き抜くため、現在まで受け継がれる3つの戦略を選んだ。
1つは、恐竜に代表される肥虫類が採った方法であり、極限までの大型化とエネルギーの効率化をめざした。
2つ目は、われわれ哨乳類が採った戦略であり、極端に小型化し、絶え間なくエネルギーを補給しつづけ、恐竜の足元で活発に走りつづけた。
この二者に紛れてひっそりと第三の戦略を採った動物がいた。それこそ、本書の主役であるカメたちである。

2015年11月6日金曜日

樺太恵須取中から予科練へ(父大八の自啓録)

2000年に肺ガンで逝った父のものを整理していたらこんなものが出てきました。
樺太の恵須取中学校から予科練に入隊した父の「我ガ予科練時代乃思ひ出、自啓録」です。



15歳、1944年9月から始まっています。よくも70年以上の時を超えて残っていたものだと。

漢字とカタカナ、しかも旧仮名遣いで書かれているので読みづらいのですが、せっかくですので、ブログに書き起こしていきます。

一気には無理なので、少しずつ、少しずつ書き足していきます。漢字は現在使われているもの、カタカナはひらがなに直し、現代仮名遣いに変えます。

2015年11月3日火曜日

「R」の発音の不思議

英語の「R」の発音って独特ですね。そしてやたらと「R」の音が響く言語が英語という風に感じます。

フランス語の「R」はお手上げです。「のどびこ」の「R」っていうそうで。ドイツ語も「のどびこ」の「R」を使う地域が多いようです。

「アルダ(알다)」と「モルダ(모르다)」 否定文を肯定文で表現する韓国語の単語

日本語で「知る」の反対は「知らない」
英語では「know」の反対は「do not know
どちらも知らないことは否定文で表現します。

ところが韓国語は違います。
「知る」は「アダ(알다)」、「知らない」は「モルダ(모르다)」と言い
「知らない」ことを肯定文で表現します。

ドラマを見ていると「アダ(알다)」の活用形がいろいろ出てきます。「アラッソ」は「わかったよ」、「アゲッスニダ」は子分が親分に「承知いたしました」という感じです。

一方、「モルダ(모르다)」の方は、「モッラ!」は「そんなの知らないよ」っていう感じがします。

否定文を肯定文で表現する韓国語独特の表現だと思いました。

2015年11月2日月曜日

マルクスも登場する福岡伸一著『動的平衡』を絶賛します

私が生物学者、福岡伸一氏の著作を最初に読んだのは『生物と無生物のあいだ』でした。『できそこないの男たち』『生命の逆襲』と読み進み、さらに『動的平衡』(木楽舎)を読んで、彼の著作のすばらしさに感服しています。そのすばらしさをうまく表現できない自分がもどかしい。

生命科学の本なのに、わかりやすさ、表現の豊かさ、知識の幅広さ、理系の本なのに小説家の本を読んでいるようです。

『動的平衡』というのは、つまるところ生命現象は「動的平衡だ」ということなのでこの著書のキーワードになっているのですが、私にはうまく説明できません。

彼の知識の幅広さをひとつだけしめすと、何とマルクスまで登場するのです。
ダーウィン進化論は、産業革命が起こり、ヨーロッパ諸国が争って版図を広げ、時代に適したものだけが生存できるというドグマが席巻した、激動の中で必然的に生まれた認識だった。まもなく同じロンドンで、カール・マルクスは『資本論』を書き上げた。彼は自筆でサインを入れ、ダーウィンに献本した。それに対してダーウィンは短い礼状を送っている。1883年3月に執り行われたマルクスの質素な葬儀で、マルクスの盟友エンゲルスはこう弔辞を述べた。
「自然界ではダーウィンが生物進化の法則を発見したように、マルクスは人類史における進化の法則を発見した」ダーウィンはその前年にこの世を去っていた。
二つの思想が世界を席巻する二十世紀が幕を開けようとしていた。
すごいですね。もっと読み込んで、魅力が伝わるようにしたいなと思いました。

独裁者の味方じゃないけど朝鮮語の訳し方に一言

韓国ドラマをみていると「先生」のことを「ソンセンニ」と呼ぶシーンをよくみかけます。「ソン(선)」が「先」、「セン(생)」が「生」。では「ニ(님)」は?これは「様」なのです。ですから韓国語(朝鮮語)では、先生のことを「先生様」と呼んでいることになります。

同様に「会長様」「社長様」「部長様」と呼んでいますね。ところがこれを日本語に訳す時に「様」をつけると不自然になりますので、「先生」「会長」「社長」「部長」と訳していますね。字幕ではそうなっています。

ところがです。スポーツの国際大会で北朝鮮の「美女軍団」がキムジョンイルのことを「将軍様」「将軍様」と叫んでいるのをみたことがありますね。いま考えてみると「先生」も「会長」も「様」をつけないで訳しているのに、なぜ「将軍」だけが「将軍様」なのか、首を傾げてしまいます。というか政治的意図を感じてしまいます。

もちろん、私は独裁者の味方ではありませんが・・・・・・。でも言葉の訳は平等であるべきかと思います。

エルニーニョとラニーニャ スペイン語の名詞の「性」について

エルニーニョ現象というのがありますね。異常気象を代表する言葉のようになっています。その逆の現象をラニーニャ現象というそうです。

気象庁のホームページでは、この気候現象について次のように説明しています。
エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が平年に比べて高くなり、その状態が1年程度続く現象です。逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれています。ひとたびエルニーニョ現象やラニーニャ現象が発生すると、日本を含め世界中で異常な天候が起こると考えられています。
この現象の説明についてはこれくらいにします。詳しいことを知りたい方はこちらをどうぞ。
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/faq/whatiselnino.html


さてエルニーニョもラニーニャもスペイン語なのですが、次のように書きます。

石鹸で手を洗おう

完全に失敗です。キレイキレイの「泡で出るタイプ」の詰め替え用を買ってきて入れ替えても泡にならないんです。「液体で出てくるタイプではありません」と書いているのに液体で出てきます。よくみると小さい字で「かならずキレイキレイ泡ハンドソープのボトルにつめかえてください」と書いているではありませんか。新しいボトルを買う気にもなれず、これでも手を洗えるのでよしとします。


私がまだ小学生のころですから40数年前になります。

給食の時間の前に校内放送で「せっけんで手をあらおう、せっけんで手をあらおう」という曲がかかり、生徒はいっせいに手洗場に向かって歩き出し、順番を待って手を洗いました。

その時使うせっけんは、いろんな種類があり、薄い板状のものもあれば、最新のチューブ入りのものもありました。

はて、それじゃあ、いまはどうかな?

孫のひまりに聞いてみると、給食の前に手は洗わないんだそうです。えっー、きったねえ!と思いましたが、どこでもそうなのでしょうか。

キレイキレイ泡タイプを寄付しようかな。

「やらなきゃ、やらなきゃ、でもやりたくない」でやっとタイヤ交換

「やらなきゃ、やらなきゃ」と思いつつ、「やりたくない、やりたくない」という気持ちの方が大きくて、そのまま過ぎていくことってあります。最近で言えばタイヤ交換。次、雪が降ればヤバいということはわかっているのですが・・・。

今日、とうとうやりました。といっても自分でやる気になれず、なじみの整備工場さんに電話。「お金で時間を買うことはやめて貧乏を楽しむ」などと新たなモットーをうそぶいていましたが、モットーやぶり。でもタイヤ交換が終わり、スッキリです。

さて函館市昭和の整備工場さんにタイヤを持ち込んで近所を散策。どぶ川のような小田島川が流れています。

川沿いのお宅の女性が外で何かの仕事をしています。「このあたりは虫とか多くないですか」「多いですよ。雨が降って流れがよくなると少なくなりますが」「小田島川ですよね」「そのようですね」

ナント川沿いの住民からも名前をちゃんと覚えてもらえない川。匂いもひどいようです。もっと現職の時に取り上げておけばよかったなあと思いました。



2015年11月1日日曜日

「大沼」 ありふれた名前ですが・・・

函館市のとなり、北斗市のきじひき高原パノラマ展望台からの絶景。駒ヶ岳と大沼・小沼。

















左の山が活火山駒ヶ岳、向こうの湖が大沼、手前が小沼。「大沼」というのはありふれた名前ですが、アイヌ語の「ポロト」の直訳です。「ポロ」は「大きい」、「ト」は「沼」、文字通り「大きな沼」です。

この2つのアイヌ語を知っているだけで、北海道の旅はおもしろくなります。札幌の「ポロ」も「大きい」、苫小牧の「ト」も「沼」の意味だそうです。

男性名詞、女性名詞、中性名詞ってなに?

多言語学習をやろうと思ってこれまでせっせせっせとNHKのラジオやテレビの語学講座を録りためて一応教材はひととおり揃いました。

録音・録画した講座は英語以外の講座、中国語、韓国語、アラビア語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、ドイツ語です。一気に学習するのは難しいのでまず韓国語とスペイン語を中心にやっています。少しづつ私の語学学習について発信していきたいと思います。

さて、今日は名詞の「性」について。