2015年12月17日木曜日

「養護学校分校標茶町にぜひ」の記事 実現できればいいなあと思いながら読みました

本日(2015年12月17日)付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページを読んで気持ちがあったあかくなりました。そして実現できればいいなあと思いながら読みました。今後もこういう記事を書いてくれること願ってます。

私もかつて函館の盲学校の寄宿舎を視察したことがあり、帰省費補助の問題をとりあげたことがあり、寄宿舎生活の大変さに心を馳せたことがありました。

また、保護者のみなさんの思いが、町長も道議も巻き込み一緒に道教委に要請したというのがすごいですね。そして人口を超える署名というのも。きっと渡邊議員もすごく頑張ったんでしょうね。(残念ながら私は渡邊議員とは面識がないのですが・・・)

それから、標茶高校、日本一広い敷地というのがすごいですね。実は私の父が大野農業高校(北斗市)に赴任していたことがあり、そこでもさまざまな実習施設があったのでですが、それを思い出しました。

標茶町、先月行ったばかりでした。塘路湖などの湿原の湖、牧場の景色、そして一級河川釧路川を満喫。さらに標茶町は、北海道に5つあった集治監のひとつ、釧路集治監があったところ。資料館にも行きました。私は小学生時代、釧路市の小学校に通っていましたが、遠足で塘路湖に行ったこともありました。

なお、標茶(しべちゃ)は、アイヌ語で「シ・ペ・チャ」で「大・川・岸」という意味です。大川とは釧路川のことです。

記事の内容
40キロ離れた学校で寄宿舎生活。子も親も負担大きい・・・養護学校分校 標茶町にぜひ町と連携 保護者の運動広がる署名1万1600、町の人口超す
「障害を持つ子どもたちに身近な地域でゆきとどいた教育を」と北海道標茶町(しべちゃちょう・釧路管内)の標茶高校に釧路養護学校高等部の分校設置を求める運動が広がっています。(北海道・越智朋子)
標茶町の障害を持つ子どもたちは、約40キロ以上離れた釧路養護学校高等部、中標津高等養護学校に進学するしかなく、寄宿舎生活を余儀なくされ、週末ごとに保護者が送迎します。
北海道標茶高校は、高校としては日本一広大な敷地面積があり、総合学科で校内に食肉加工、乳製品加工、製菓・製パンの実習施設、酪農施設などがあります。
「進学は地元で」
分校設置の運動は障害を持つ子どもたちの保護者や支援者でつくる「標茶町手をつなぐ育成会会」を中心に行っています。
同会児童部会部長の金津紫織さんと夫の道博さんは、ダウン症の15歳の息子の来年の高校入学をきっかけに、十勝管内の幕別町に道内で初めて高等学校内に設置された養護学校の分校(2013年設置)があることを知り、「これからの子や親のためにも分校が必要。標茶にも標茶高校がある。生まれ育った町で進学し、社会生活を送ってもらいたい」と他の保護者らに相談し、今年3月に署名に取り組むことにしました。
すぐに25人の会員が賛同し、友人知人たちや町内を個別訪問して署名を呼びかけました。ダウン症の4歳の息子がいる伊藤光子さん、夫の宏さんは「現状や私たちの思いを知ってもらえてよかった。障害者が安心して暮らら」と話しますせる世の中は健常者にとっても過ごしやすい世の中なはずなのでみなさんに考えてもらえたら」と話します。
同会の副会長で次女が障害を持つ、日本共産党の渡邊定之議員は議会で分校設置を求めました。
近隣町村も期待
標茶町に分校ができれば、近隣の弟子屈(てしかが)町、鶴居村、厚岸町などからも「通わせたい」との声も多く寄せられ、署名は町の人口(約8千人)を超える1万1618人分が集まりました。
集まった署名は11日に池田裕二町長、教育長、自民党道議、副議長らと一緒に北海道教育委員会の柴田達夫教育長に要望書と共に手渡しました。
同会代表の橋本志津江さんは「寄宿舎生活は、うまくいく子もいるが精神的に負担が大きい。共働きやシングルマザーも増え、保護者の負担も大きい。標茶高校の充実した施設は、障害を持つ子たちの就労にもつながる技術を学習できます」と分校の設置を求めました。
柴田教育長は「1学年の在籍人数や教員の確保など課題も多いがつながる道もある」と応じました。
会のメンバーは「話を聞いてもらえてよかった。道は、通級指導を推進しているが、高校では、自立につながる専門技術を学んでほしいので分校が必要です」と話しました。
会では、今後も町と連携して、要請活動をさらに広げていきたいとしています。
追記
越智記者さんの当別町の記事もよかったですよ。

追記
標茶町の集治監のことは別な機会に書きたいと思います。

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